国際恋愛

「フランス人彼氏あるある」実際は?ネットでよく見る 14選を検証

マッチングアプリなどを通して、外国人との出会いも比較的簡単になって来た昨今。

モデルみたいにイケメンで、ロマンチストなフランス人とマッチング!
素敵な人だなあと思うけど、外国人と付き合ったことないし一歩踏み出していいのか不安…。
国際カップルって増えてるんだろうけど、なかなか周りに実際フランス人とお付き合いしてる人いないしな…

これは実際、わたしがティンダーでイケメンフランス人とマッチングした時に思ったことです(笑)

そしてその時もおそらく今あなたがしているように、「フランス人 あるある」「フランス人 恋愛」「フランス人 付き合うまで」などそれはそれは調べまくりました。

今回は、ネットに出回っている「フランス人彼氏あるある」を、今やフランス人彼氏と付き合って3年目の筆者が

  • 付き合うまで
  • 付き合ってから
  • 同棲、結婚
  • 別れた時

の場面ごとに14項目、一つ一つ検証していきたいと思います。

これからフランス人とお付き合いしたいなーと思っている方はぜひ参考にしてみてください!

フランス人彼氏あるある!〜付き合うまで編〜

まずは付き合うまでの「あるある」から行ってみましょう!

1.年齢を気にしない

まずこれはYES!

彼は私より3つ年下ですが、そういう事には無頓着です。

そして「年齢を気にしない」というのはお付き合いする人の、という意味もありますが、何かを始める時も年齢を理由に諦めることが多い日本人と違ってフランス人は全く気にしません。

もう30歳、ではなく、まだ30歳、です。

日本ではしばしば30歳をボーダーラインに色々と変化を感じますよね。

特に恋愛においては、「30歳までには結婚しないと」「30歳過ぎたらおばさん扱い」「30代になるとマッチングアプリなどでも急に振るいにかけられ対象外にされる」などなど…。

フランスでは全くそんなことはありません。

むしろ30代の方が魅力も増していい女度が上がる、くらいに思われてます。

これに関してはめちゃくちゃいいやん、と思いますが、一つだけ問題があるとすれば、周りからの圧力に関わらず早く結婚したい人早く子どもが欲しい人なども「まだ30歳だからそんな焦らなくても」という扱いになる可能性が高いです。

(うちはまさしくこの問題で何度か話し合いになりました)

2.真剣な付き合いをするまでに時間をかける

YES。

フランス人に限ったことではないですが、海外では「デーティング」というお試し期間のようなものがあります。

付き合ってはないけど、デートはする。

この時に身体の関係を持つこともあります。

ただ、1人とだけではない場合も。

「それセフレやーん!」

と言う声が聞こえてきそうですが…(笑)

フランスでは「セフレ」「デーティング相手」は一応線引きがあり、「デーティング相手」は飽くまでも「今後付き合うかもしれない相手」「セフレは身体だけ」の関係だそう。

特にスキンシップを大事にする人たちなので、身体の相性を付き合う前に知ろうとするのは割と自然なこと。

フランス人は性にオープンである、と言われるのはこういう考えにもよるのかもですね。

デーティング期間中、他に会ってる女の子がいたとしても基本的にはそれを公にはしない人が多いです。

女性側も、「お試し期間」であることは承知しているので他にいたとしても文句は言えません。

でも、「他にいないといいな」「私だけだといいな」とは思っているようです。

デーティングで複数と会っていたとしても、本気で付き合いたい!と思う子が出来たら他に会っていた女の子たちはキッパリ切る

そして晴れてカップル誕生、という感じです。

そういう背景があるため、真剣にお付き合いするまでにはそこそこ時間が必要です。

3.告白はないまま付き合う

これはNOでした。

私たちの場合はちょっと特殊な始まり方をしていて、最終的に付き合ったタイミングの時はむしろ私から告白したようなものなので、記事を書くにあたり彼に「付き合う時って告白しないん?」と聞いてみた答えがNOだった、という感じです。

ただ、日本でいう「好きです!付き合ってください!」が告白だとするなら、それはないかも。

とのこと。

気持ちを伝える、というのはお付き合いしたい相手にはちゃんとするもん、らしいです。

フランス人彼氏あるある!〜付き合ってから編〜

晴れてお付き合いが始まったらフランス人彼氏は実際はどんな感じでしょうか?

4.ロマンチスト

ダントツで検索にも出てくる「フランス人 ロマンチスト」というキーワード。

ぶっちゃけるとNOです(笑)

 

フランス人といえばロマンチストで、デートの時には花束をくれる…

どこかでこんなイメージ持っている方は多いと思います。

毎回のデートの度に、ではないにしても、誕生日や記念日などはさぞ女の子が喜びそうな演出たっぷりで用意してくれるんだろうなあ、と期待した私もその1人です。

現実はそんなことはなく。

いやもうちょっと女心くすぐれません?

と思うような感じです、むしろ(笑)

今までにもらった珍プレゼントについてはいつか記事にしたいと思います。

ただ、友達の彼氏のフランス人は絵に描いたようなロマンチストなので(彼女の誕生日にサプライズでアクセサリーと旅行を用意したり、雰囲気のいいレストラン予約したり、お花あげたり)うちの彼氏が非ロマンチストなだけかもしれません。

5.連絡はマメ

YES!

これに関しては感心させられます。

付き合う前は勿論、付き合って3年以上経つ今でも連絡はマメなままです。

同棲してても毎日メッセージのやり取りもありますね。

日本人男性はどちらかと言えば、付き合うまではマメだけど、付き合ってしまえば段々連絡頻度は低くなるイメージ。

あんなにいっぱいLINEくれてたのに、最近は1日に1通あるかないかなんやけど!
私のこともう好きじゃないんかな?

というのはよく聞く話。

連絡頻度が愛情に比例はしてないというのが男性側の主張なんでしょうが、好きな人とは他愛ないことでも連絡取りたいのが女心。

連絡マメに取りたい女子の皆さんなら、フランス人男性は不安なく、楽しくお付き合いしていけると思います。

6.恋人を愛称で呼ぶ

NOです。

私もかつて「フランス人彼氏 あるある」などで検索した時、よく見かけたのがこの「恋人を愛称で呼ぶ」でした。

その愛称というのも、単なるニックネームとかではなく、

僕のプリンセス!
僕の子猫ちゃん!

といった歯の浮くような愛称のことです(失礼)

今の彼は普通に名前で呼んでくるのですが、以前デーティングしていたフランス人男性は私のことを「姫ちゃん」と呼んでいました(笑)

なのでその時の私は「わ!ほんまにそんな感じで呼ぶんや!」と思っていましたが、今の彼は普通だし、友達のフランス人もそのまた友達のフランス人も恋人をこっぱずかしい愛称で呼ぶ、ということはしていないので、ちょっと拍子抜けでした。

地域によるのかな?

実を言うと「姫ちゃん」呼び、ちょっと気に入ってたんですけどねw

7.カップル単位で行動する

YES!

これには最初軽いカルチャーショックを覚えました。

基本的に、彼の友達たちと遊ぶ時には何も言わずとも私も当然来るよね?的なノリです。

彼もそうだし、周りの子もそう。

今でこそお互いの友達の付き合い方がわかっているので何も言われませんが、付き合いたての頃は私が来ていなかったら必ず「マリは?」と聞かれていたそうです。

逆も然りで、最初は私が友達と遊んで来るね〜と言うと「え?僕は?」という感じでした。

これが日本人感覚で考えた時に、友達と遊ぶ際、友達たちも彼氏と元々友達、という関係性でない限りその場に何も言わずに彼氏を連れて行ったら。

かなり浮きますよね?

浮くどころか女友達だけの集まりに彼氏連れて行こうもんなら、確実にKY女のレッテル貼られる気しかしません。

フランス人の考えではお互いの友達に紹介して、みんなで遊ぶことは何の違和感もないようです。

8.スキンシップは超大事

これは食い気味にYESです。

それが全て、とまでは言わないにしてもフランス人の中でスキンシップはかなりの重要度であることは間違いないそう。

私の彼はあまり人前でいちゃつくタイプではありませんが、それでも例えば、一緒に家は出るけど途中で行き先が分かれる時など、一旦バイバイする時は外であっても必ずキスします。

料理したりドラマ見てる時などもよくくっついて来ます。

これは付き合いたての頃から変わることはありません。

こういったところが日本人男性とよく比較されるポイントなんでしょうね。

9.「Ja t’aime (愛してる)」はなかなか言わない

これもYES!です。

私はこれについては意外でしたね〜。

だって愛の国フランスですよ?

愛してる、なんておはようと同じくらい飛び交ってるのかなと思うじゃないですか。

「好きだよ」「大好き」「I love you」などの愛情表現はよくしてくれますが、私もこの「Ja t’aime」は付き合って3年目にして、やっと1回聴けたかな…というレベルです。

私からすると、「大好き」と「I love you」言えるなら「Ja t’aime」も一緒やん!

と思うのですが、彼曰く

「Ja t’aime」は「I love you」よりも重みのある言葉で、ここぞという時にしか言わない

ということらしいです。

和訳は同じ「愛してる」でも、なんか違うんでしょうね。

フランス人彼氏あるある!〜同棲、結婚編〜

付き合って暫くするとそろそろ同棲かな?結婚は考えてるのかな?とそわそわしますよね。

この項目が1番日本人とのギャップを感じるかもしれません。

10.結婚前提じゃなくても同棲はする

YES。

日本人的感覚では、同棲するって結構ハードル高くないですか?

私は将来的にはこの人と結婚したいなあ、と思う相手と同棲はするもの、というイメージがありますが日本人の皆さんどうでしょう(笑)

フランス人は付き合っていれば同棲に繋がるのはごく自然な流れだそうです。

が、「同棲=いつか結婚する」ではないというところがポイント。

もし今この記事を読んでいるあなたがこれを知らずにフランス人彼氏ができて、ふわ〜っと同棲が始まっちゃってて、結婚願望が強めの女子なら要注意!

「将来どうするおつもりなの〜?」

と軽くジャブ打っておきましょう。

11.家事は積極的にやる

YES。

うちは掃除、洗濯は主に私の役目ですがゴミ出しと洗い物は彼がやっています。

これは一緒に住む時に決めたルールですが、その方が(私が)ストレスがないかなと思っただけで絶対的なルールというわけではないので、彼が部屋の掃除や洗濯物を畳んでくれることもあれば、私がゴミ出しをすることもあります。

料理も好きなのでよく色んなレシピをネットで見ては試しています(笑)

なので家事全般、彼1人でもこなせます。

フランス人と付き合っている、というと大体こういうところを羨ましがられたりします。

今は昔よりかは家事は男もするもんだ、という風潮かもしれませんが、実際には彼女や奥さんが彼氏、旦那さんに対して「うちのは全然家事せえへんで!」と不満に思っている場合が多そう。

日本人男性たちよ、がんばれ…!

12.結婚にはこだわらない

強めにYES。

これに関しては本当に日本人との考え方の違いがよく表れていると思います。

フランスにおいての結婚は、日本よりも色々と大変です。

日本のように、婚姻届を一枚出せば終わりではなく、数種類の証明書を取得するところから始まり、市役所での公示、役所の担当者との面談、市役所での形式的な結婚式…と気の遠くなるようなプロセスを踏んでようやく結婚できます。

またフランスにはPACSという事実婚制度(と便宜上呼びます)があり、こちらは結婚よりも面倒が少ないようです。

結婚よりも手軽だけど、結婚したカップルと同等の保証を受けることができるので、結婚はしないけどPACSはするという人たちも多いそう。

こういった背景もあり、「●歳までには結婚しないと」「●年付き合ったしそろそろ結婚かな」ということでは結婚に至らないのがフランス人。

私の彼も例外ではないのですが、それにしても考え方の違いに衝撃を受けたなあ、というエピソードを1つご紹介。

私としてはそろそろ結婚したいなーと思っていた頃、「もし子どもが出来たらどうする?」と聞いたことがありました。

不妊治療中の友達から「どうせ結婚するなら早めに妊活した方がいいよ」とアドバイスを受けたことがきっかけで、ずっと飲んでいたピルを止めようか悩んでいたので彼に念のため意志確認をしておこう、と思ったのです。

私の予想、というか希望は「もし子どもが出来たらそりゃ結婚して一緒に育てるよ」という返事でした。

すると彼の答えは、

「責任持って育てるよ、もちろん」

と。

ほっとしたのは束の間、加えて

「でも子どもが出来たからといって結婚するわけじゃないよ」

とも言われ、かなりの衝撃を受けました。

え!?どゆこと!?責任取るってイコール結婚するんじゃないの?

と頭の中はプチパニック状態。

正直かなりショックだったのですが、よくよく話を聞いていくと、彼としては、

「子どもは本来は自分たちがきちんと子どもを迎えられるような状態の時に欲しい。
順序としては結婚して、経済的にも余裕が出来た頃に欲しい。
でも万が一今出来たとしたらそれは育てるしかないからもちろん育てるけど、結婚はちゃんと結婚したいと思えるタイミングでしたいから、子どもを理由に急いですることはしたくない。
だから妊活するのはせめて僕がプロポーズしてからにして欲しい」

という考えでした。

結果的にはちゃんと将来のことを考えてくれているんだとわかって良かったんですが。

子どもと結婚は別問題という考え方が本当に日本とは違うんだなあ、と実感した出来事でした。

13.結婚しても自分が妻を養わねば!という考えはない

これもYES。

現代日本では共働きが当たり前とは言え、やっぱり結婚となると旦那さんの経済力に甘えたいというのが女性の本心かなと思います。

し、男性側も少なからず、結婚する=家族を支える(養う)と思ってる方が多いのではないでしょうか。

しかしフランスではこれも全く違います。

そもそも精神的にも経済的にも自立した女性が好まれる傾向にあるので、「結婚したら仕事辞めて専業主婦になるわ!」なんて考えの人はフランス人からすると恋愛対象外になる可能性大。

お互い自立してこそ良い夫婦関係が成り立つという考えです。

フランス人彼氏あるある!〜お別れ編〜

出会いがあれば別れもありますよね…。

ネットで見てみるとこの意見が多かった!

14.別れた恋人とも普通に仲良し

これもほんと、YES。

日本人でもこういう考えの人はいるでしょうが、フランス人は本当にその辺はオープンというか何というか。

別れたらそれきり、連絡も取らなくなるし疎遠になって当たり前。
別れたのに一緒に遊ぶなんて論外。

という考えの人が日本では多い気がしますが、フランス人は別れても普通に連絡も取るし普通に遊びに行きます。

彼氏が元カノと元カノの今カレと一緒に飲みに行ってた。

というのは実際にあったことです(笑)

自分で置き換えて考えると、「いやマジかよ」「どんな状況だよ」となりますが、もう慣れですよね。

彼の元カノさんは今はオーストラリア在住で、気軽に会える距離ではないけれど、メッセージのやり取りは今でもしているようです。

ヤキモチやきの人は、ちょっと心配になったり嫌な気持ちになるかも。

でもそういうもんだ、と思えば気にならなくなりますよ。

元カノに対しては構わないけど、自分が別れた時はスッパリキッパリ金輪際会いたくない!派の人は、「友達に戻ろうよ」「なんでそんな寂しいこと言うの?」と説得されるかもしれませんのでよく話し合いましょう。

「フランス人彼氏あるある」まとめ

いかがでしたか?

今回はネットでよく見る「フランス人彼氏あるある」について本当なのかお話しました。

14項目中NOは3項目だったので結論的にはネットでよく見る検索結果はほぼ正しいと言えますね!

一応、彼の意見がメイン、周りのフランス人男性たちの意見も反映した結果でしたが、

 

まあ結局は人に寄ります!(笑)

 

フランス人とのお付き合いを考えている方にとって、

「大体こんな感じなのね〜」

くらいには、参考になれば嬉しいです。

 

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